2007-01-01から1年間の記事一覧

天然コケッコー

シネ・リーブル神戸にて。監督は山下敦弘。脚本は渡辺あや。今年夏一の映画。よかったです。島根県の田舎町に越してきた少年と、彼の同級生となる少女のお話。小学校、中学校あわせて7人しかいない小さな村の一年を通して物語りは進んでいく。 この映画は、…

消えた天使/原題:The Flock

三宮シネフェニックスにて。面白いし映画としては演出も良かったのだけど、人間の欲望に直に接したような気持ちになって怖かった。作中では説明はないのだけれどアメリカにはミーガン法(Megan's Law,Megan act)という、性犯罪者をさまざまなメディア、場合…

時をかける少女/筒井康隆

フジテレビにて。これは面白い。筒井康隆の作品としては、ジュブナイル向けの珍しい作品だけどプロットが良く練ってあり、最後には爽やかなカタルシスがあって気持ち良い。 映画はプロットを理詰めで作るとしばしばうんちく映画になってつまらなくなる。かと…

ラッキーナンバー7/ジョシュ・ハートネット

原題LUCKY NUMBER SLEVIN。ジョシュ・ハートネット主演、豪華共演陣によるクライムサスペンス作品。これはおもしろかった。ジョシュ扮するスレヴンが冒頭からしばらく腰にバスタオル巻いた状態でウロウロするなどコメディタッチでテンポ良く進むのだけど、そ…

"The Sience of Sleep"(恋愛睡眠のすすめ)/ミシェル・ゴンドリー

神戸シネ・リーブルにてレイトショー。なきそうなくらい切なくて可愛いらしくて、不思議な余韻が残った。すごく良い。ミシェル・ゴンドリーの泉のように湧き出るアイディアと独特の世界観を創る音楽。1秒タイムマシン、災害論カレンダー、植物の乗せたノア…

フューチャリスト宣言/梅田望夫、茂木健一郎

中学を卒業した頃だったか高校を入学した頃だったか、いずれにしろその時期から自分の得手不得手を良く考えるようになった。また同時期からWindowsXPが家に来てWEBに身を委ねる時間が増えていった。 得手不得手を考えるようになったきっかけは受験だった。受…

スパイダーマン3を見て

三宮。ミント神戸にて。GW終日で混雑してました。その中でも一番人気はやっぱりスパイダーマン3。楽しかったです。 見所は3次元的なカメラワークのアクションシークエンス。前々作のスパイダーマンではシークエンスの切り換えによって3次元に見せてたけれ…

ぼくを探しに/シェル・シルヴァスタイン著

本棚の整理をしていると出てきた数冊の絵本。その中で一際印象的だったのが『The Missing Piece(ぼくを探しに)/シェル・シルヴァスタイン著』だった。同著では『Giving Tree"(りんごの木)』がとても有名だけど、私はこの本のほうが好きだ。『星の王子様/ア…

PEACH JOHN PRESENTS フロアプレイ大阪公演を見たぜ

http://blog.duogate.jp/floorplay/ 大阪フェスティバルホールにて。とても面白かったです。ショーが終わった後も体が興奮したままでした。 「良かった、興奮した」 そんな言葉しかでないのは、体で感じるショーだったからだと思います。フロアプレイ公式ブロ…

マリー・アントワネットを見て

三宮、神戸ミントにて。「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラの新作。女優はスパイダーマンシリーズのキルスティン・ダンスト。遅ればせながら見てきました。 内容は「恋した、朝まで遊んだ。全世界に見つめられながら」という端書どおり…

この世の限り/錯乱

なんとなくラジオを聴いていたところ、椎名林檎の曲が流れてきた。どうやら最新の曲らしい。もともと椎名林檎の歌は好きなんだけど、東京事変というバンドを組んでからは新曲の発表があまりなく、興味が離れていた。どうやら今回の最新曲は東京事変としてで…